筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

 このページでは筑波大学附属視覚特別支援学校長より、このWebをご覧になった方へご挨拶申し上げます。


校長室から

〇本校ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 本校は、1876年に楽善会訓盲院が創立され、それ以来、我が国の視覚障害教育を先導してまいりました。そして本年度、創立150周年という大きな節目を迎えます。
 これまで本校の歩みを支えてこられた多くの先人のご尽力に深く敬意を表するとともに、歴史と伝統を継承し、次の時代へとつないでいく責任の重さを改めて実感しております。
 本年度は、幼稚部8名、小学部27名、中学部28名、高等部普通科45名、高等部音楽科5名、鍼灸手技療法科20名、理学療法科9名、計142名の在籍でスタートいたします。
 幼稚部から専攻科まで、多様な学びの段階にある幼児児童生徒一人一人が、自らの可能性を信じ、主体的に学び、成長していくことができるよう、教育活動の一層の充実に努めてまいります。

〇学校教育の方向性について
 近年、教育を取り巻く環境は大きく変化しており、ICTの活用、キャリア教育の充実、インクルーシブ教育システムの推進など、本校が担う役割はますます重要となっています。こうした中、本校ではこれまでの方針を継続し、次の3つの姿の実現を目指してまいります。
1.幼児児童生徒たちの姿
 自らの可能性を信じ、自分に適した手段で学ぶ喜びを実感しながら成長する。
2.教職員の姿
 幼児児童生徒一人一人に寄り添い、共に成長する喜びを分かち合うとともに、専門性の向上に努め、使命感をもって教育に取り組む。
3.附属視覚特別支援学校の姿
 視覚障害教育の拠点として、時代の要請に応えながら、進化し続ける。

〇創立150周年を迎えて
 創立150周年は、これまでの歩みを振り返るとともに、これからの視覚障害教育の在り方を見つめ直す重要な機会でもあります。
 本校はこれまでも、そしてこれからも、視覚に障害のある幼児児童生徒たちの自立と社会参加を支える教育を使命として、「伝統を誇りにしつつ、さらに一歩先を見据えた教育」を実践してまいります。
 その実現のためには、教職員の専門性と情熱はもとより、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様との連携・協働が不可欠です。

〇学校としての決意
 創立150周年という節目にあたり、本校に関わるすべての方々とともに、次代につながる歴史を築いていく決意を新たにしております。
 幼児児童生徒たちの豊かな人生の実現に向けて、これまでの伝統を大切にしながら、時代にふさわしい教育の創造に全力で取り組んでまいります。
 今後とも、ご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


令和8年4月1日 筑波大学附属視覚特別支援学校 校長 森田 浩司

校長室から バックナンバー

 以前の校長室からはこちらからご覧いただけます。

2025年度
2025年 4月4日「着任の挨拶・学校教育の方向性について・学校としての決意」
2025年 4月18日「新しい生活のスタートで学んだ “生きる力” 〜地域とともに、生徒たちとともに〜」
2025年 5月7日「地域に支えられて~放課後等デイサービス事業所との連携~」
2025年 5月23日「理学療法科の授業に協力して:社会に生きる力を育む実践の場」
2025年 6月2日「地元・大阪で輝いたその一蹴——ブラインドサッカー国際大会 優勝の報告」
2025年 6月23日「沖縄慰霊の日に寄せて ~平和を考える給食時間~」
2025年 7月7日「理学療法士国家試験における合理的配慮について ~視覚障害のある受験生のために~」
2025年 7月25日「足元の自然に耳をすませて~飯盛山登山に代わる自然観察から~」
2025年 8月5日「自立へつながるキャンパス体験~「支援を受ける側」から「支援を活かす側」へ~」
2025年 8月21日「視覚障害教育への熱きまなざし ~ それぞれの夏季研修の始まり ~」
2025年 9月2日「「準備は裏切らない!」——全国大会 優勝、そして次の挑戦へ!」
2025年 9月25日「音楽に込めた想い ―音楽科3年生の挑戦」
2025年 10月7日「未来の教師たちとともに ~自立活動の重みを伝えて~」
2025年 10月29日「あふれる二人羽織 ~視覚障害教育の基本~」
2025年 11月4日「からだを診る、こころにふれる ―ALSの方々との出会いから学ぶ―」
2025年 11月27日「「ちいさな力、大きながんばり!」みんなのうんどうかい」
2025年 12月9日「31人の世界が並んだ日 ~ 一日だけの作品展 ~」
2025年 12月22日「未来の理療師~養成施設との連携が拓く理療教育~」
2026年 1月7日「新年にあたってのご挨拶 ―150周年の節目の年―」
2026年 1月30日「挑戦の先に広がる学び ― トビタテ!留学JAPANを通して―」
2026年 2月12日「学校を支える温かなまなざし- 触感に込められた思いやり」
2026年 2月27日「視覚障害教育の現在地― 全国からの120名とともに考えた、授業と協議のかたち ―」
2026年 3月17日「音で感じる、料理の時間―寄宿舎「サウンドフルクッキング」の取組―」
2026年 3月25日「新たな門出 ― 魂のこもった卒業演奏とともに ―」

2026/4/1