読みの速度が上がらないことを考慮し、読む課題の分量を少なくして、ほかの生徒に後れを取っていると思わせないような配慮をすることも一つの方法です。
こまめにノートをチェックして、表音文字の特性による正しい表記ができているか、書き間違いがないか、あるいは読みや書きが遅いことによって理解度が下がっていないかなどに気を配る必要があります。
放課後などに、各教科特有の点字記号(古文・漢文、数学、理科、英語、楽譜、情報処理など)に関するフォローアップだけでなく、授業全体の理解度を深める補習などを行うとよいでしょう。