時間を取って、焦らずゆっくりと進めることが大切です。墨字に代わる文字として学習する点字指導ではありますが、視覚障害になってしまった経緯も考慮し、心理的な安定を図りながら、寄り添う気持ちで指導にあたることがとても大切です。 なお、単語から読み進めることが難しいことも多く、年齢の高さや指の柔らかさなどにも配慮して、単語を文字に分けてから指導することもよいでしょう。 また、短い読み物を用意する時に小学生向きでなく、本人の興味・関心に基づく教材を準備します。