筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

Q5 アルファベットや英語は点字でどのように表しますか?

 フランス語や英語の点字では、日本語よりも先に数字やアルファベット、音楽記号などが作られました。
 日本語文中でアルファベットの記号(UNESCO NHK等)を書く場合には外字府(5・6の点)と大文字符(6の点)等を前置してアルファベットの点字を書きます。
 例:外字府、大文字符二つ(頭文字から全て大文字の場合)、つづり字

英語NHK

 また、文中に英単語などを書く場合には、その部分を外国語引用符(236の点 356の点)で囲んで表記します。
 例:英語で点字をbraille という。

英語例文

英語2級例 英文を早く読み書きするために、高等部の教科書、英語検定や高校・大学の入試問題などでは、2級点字(縮約を用いた点字)が使われています。これは、よく使う単語などを略したもので、点字で学習している人は中学3年までの間に2級点字を習得しなければなりません。
 例: that →と  this→す  the→ほ

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