点字とは、縦3点横2点の6点の組み合わせによって作られたもので、視覚障害者のための文字です。大学入学共通テストをはじめとする各種試験の点字受験、選挙での点字投票が認められています。
点字が考案されるまでは、紙折り文字、ひもの結び目などによって文字を表現しようと試み、木刻凸字が実用化されましたが、判読が困難な上に、自分で紙に書き表したものを確認することができませんでした。それに比べて点字は、視覚障害者自身が指先で正確に早く識別することができるすぐれた触読文字です。
また日本語だけでなく、数字を含む理数系の記号、アルファベット、楽譜、かっこ類等の記号もあります。これらを覚えることによって、英語や情報処理の学習もスムーズに行うことができています。
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紙折文字 | 木刻凹凸文字 |