鍼灸手技療法科紹介
鍼灸手技療法科は、視覚障害者を対象に、あん摩マッサージ指圧師、はり師およびきゅう師を養成することを目的に設置された3年課程の職業課程です。
本科は、約140年を越える豊富な教育経験を踏まえた指導実践によって、国家試験合格はもとより、教員養成施設への高い進学率、幅広い分野への高い就職率をあげ、多くの卒業生を社会の第一線に送り出しています。また、アジアなどの国々から視覚に障害のある留学生を積極的に受け入れ、理療教育の立場から、国際貢献にも力を注いでいます。
授業の様子
~授業の様子(解剖学)~ 解剖学では、人体の構造について勉強をします。文章だけでは理解できないことがたくさんあるので、模型に触って教科書の内容を確認しています。 |
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~留学生の学習の様子(解剖学)~ 本校ではアジアからの留学生を受け入れています。模型や要点をまとめた授業プリントなどの教材を活用しながら、日本語で学習に取り組んでいます。 |
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~あん摩実技の様子~ クラスメイトを患者さんに見立てて、座った人の肩や背中に施術する練習をしています。色々な人の体を触ることは大切な練習になります。 |
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~鍼実技の様子~ 1年次から実施する鍼実技では、最初に刺鍼練習台から始め、刺鍼技術の習得段階に応じて自分の身体への刺鍼、クラスメイトの身体への刺鍼と進んでいきます。 この授業では腰痛患者を想定し、クラスメイトの腰部へ刺鍼する練習をしています。 |
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~灸実技の様子~ 冷えや婦人科疾患、自律神経失調症などに効果がある箱灸の実技を行っています。箱灸は視覚障害者でも安全に行えるお灸法の1つです。 |
教育目標
あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうに関する専門知識と技能を習熟させ、人々の健康に貢献できる専門技術者の育成を目指しています。
入学資格
大学を受験できる人であって、矯正視力が0.3未満の視覚障害のあることが条件となっています。ただし、矯正視力が0.3以上であっても、視野などの視力以外の視機能に重度の障害があって、将来、視力低下のおそれがある場合は、その限りではありません。年齢制限はありません。
取得資格
3年の課程を修了すると、次の国家試験の受験資格が取得できます。
- あん摩マッサージ指圧師試験
- はり師試験
- きゅう師試験
入学定員
- 16名
- 外国人留学生のための特別枠2名
教育相談
ご不明な点がございましたら随時相談を受け付けておりますので、電話、FAX、Email等でご連絡ください。
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