筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

 このページでは筑波大学附属視覚特別支援学校長より、このWebをご覧になった方へご挨拶申し上げます。

学校長の写真

筑波大学附属視覚特別支援学校  学校長 茂呂 雄二


入学を祝う会 挨拶(中高専 校内放送)

 学校長の茂呂雄二です。コロナ禍の影響で、皆様をお迎えできるまで長い時間がかかってしまいましたが、ようやく本日から学校を再開できることを大変うれしく思っています。
 マイクを通じてと言う、何とも味気ない形ではありますが、これから皆様に入学を祝してのお話しを致します。
 難関の試験を突破し、入学を許可された中学部8名、高等部普通科16名、高等部音楽科1名、専攻科鍼灸手技療法科11名、そして理学療法科5名、総計41名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員一同、心から歓迎いたします。
 さて、本校は、明治13年(西暦1880年)に、楽善会訓盲院として開校以来、約140年間、日本の視覚障害教育の先導的役割を果たしてきた、歴史と伝統のある学校です。加えて、常に時代のニーズに応じて変革し、我が国ばかりでなく、世界の視覚障害教育のセンターとして、発展を続けている、日本で最も大きな視覚特別支援学校です。
 今年度は、幼稚部から高等部専攻科まで、165名の幼児、児童、生徒が学びます。みなさんは、このような本校で学ぶ意識をしっかり持ち、目的を明確にして積極的に、様々な事柄に取り組んでください。お互い附属の仲間として絆を深め、切磋琢磨し、確かな学力と、自立に向けた生活力、健康力をしっかり身につけてください。皆さんひとりひとりの夢や希望が実現するように、一日一日を大切にして着実な努力を続けてください。私も本校の先生方、職員も、全員で皆さんの努力にこたえるよう応援します。
 しかし、コロナの問題は、けっして収束したわけではありません。不自由な生活をまだまだ強いられることになりますが、一人ひとりが健康に最善の注意を払い、お互いの命を守るという意識を大切にしていただければと思います。
 保護者の皆様方、本日は誠におめでとうございます。私ども教職員一同は、皆様の期待に応えられるよう、全力を尽くしてまいります。どうかご協力・ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
 特に、コロナの問題は、これから感染の拡大や収束が繰り返されることが予想されます。その都度、学校としましては、部分休業や全体休校などの判断が求められることになるでしょう。よって、ご家庭での子どもたちの健康管理や、体調不調時のお子様のお迎えなど、さまざまなご負担をお掛けしますが、この社会情勢が安定するまでの間、どうぞご協力の程よろしくお願いいたします。
 最後に、新入生のみなさん、視覚障害教育のセンターである本校で、どうぞ自分自身を磨き、夢の実現を果たしてください。入学したみなさんそれぞれの新たなスタートを祝し、校長の祝いの言葉といたします。

  令和2年6月2日
  筑波大学附属視覚特別支援学校 校長 茂呂 雄二

職員会議 自己紹介(メール会議)

 校長の茂呂雄二です。縁あってこの度皆様と一緒にお仕事をすることになりました。筑波大学というところは、本当に人使いの荒い大学で、校長だけでなく附属学校教育局の教育長もやっております。そんなわけで、毎日多忙な生活をしています。皆様にはお会いした折には、こんな私を時にやさしく労っていただけるとうれしいです。
 最近の関心事はパフォーマンス心理学です。ユーモアに富んだ即興から生まれるパフォーマンスが、子どもの発達を促すだけでなく、教師の指導力を高める可能性があるということに着目した研究を行っています。皆様とこんな話もできたらいいかなと思っておりますので、気兼ねなくお声をおかけ下さい。 どうぞよろしくお願いいたします。

全体PTA会報挨拶
「コロナとの有益なお付き合いを」

 令和2年6月になって、昨年度末から続いていたコロナ禍がようやく沈静化してまいりました。これからは、第2波・第3波の感染拡大に備え、引き続き防疫体制の強化を図りながら、指導方法などの工夫に努めてまいります。しかし、子どもたちに対する毎日の体温計測や体調観察、体調不良時の早めの受診や自宅での静養などに関しましては、保護者の皆様の協力が欠かせません。アフターコロナのこれからの時代は、学校と保護者が密接に連携しながらコロナとうまく付き合っていくことだと思います。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 今回は、社会全体がコロナにより自粛生活を余儀なくされただけでなく、学校も休業を強いられました。しかし、今までに体験したことのない事態への対応が、将来の教育形態を大きく変革するかもしれないといった新たな期待を生み出しました。その一つが情報通信機器を駆使した学習保障です。この間の体験は、ICTを活用した今後の視覚障害教育の在り方を検討する契機になったと考えます。新しい視覚障害教育を創造するためにも、このアフターコロナの時代を有益に過ごす必要を感じています。この点につきましても、保護者の皆様からのご意見をお待ちしております。

小学部PTA冊子「ふれあい」挨拶
「ごにゅうがくおめでとうございます」

 ようちぶの しんにゅうせいの みなさん、そして、しょうがくぶの しんにゅうせいの みなさん、にゅうがく おめでとう ございます。
 がっこうには、やさしい せんせいがた いろいろな きょうしつ たくさんの おもちゃや ゆうぐ ひろい こうていなど たのしいものが たくさん あります。きゅうしょくも とても おいしいです。
 おともだちと まいにち おべんきょうを したり あんそんだり がっこうを たのしんで くださいね。
 保護者の皆様、お子様のご入学誠におめでとうございます。
 お子様の成長に対し、教職員一同誠心誠意尽力してまいりますので、どうかご協力・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

中学部PTA冊子「TSUKUBA」挨拶
「たまには遊びに来て下さい!!」

 中学部の新入生の皆様、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。本年度は、コロナ禍の影響で学校での学習や生活のスタートが少し遅くなってしまいましたが、6月から皆様をお迎えできたことを、教職員一同心からうれしく思っております。ただし、再度の感染拡大を防ぐため、体温測定などの健康チェックの徹底、人との間隔(ソーシャル・ディスタンス)を空ける、対面での会話を避ける、常時マスクを着用する、手洗いを丁寧に行う、体調不良時は無理せずに自宅で療養などの努力を引き続きお願いすることになりますが、こうした行動は、「自分や自分が大切に思う人、自分の知らないところにいる誰かや、その誰かが大切に思う人の命」を守るためですので、面倒くさいなどと思わずにこれからも頑張って取り組みましょう。
 さて、本校には、広さが10畳ほどの細長い部屋があります。場所は、玄関と第4階段のちょうど真ん中当たりの西側です。中に入ると、廊下側にソファーがあって、奥の窓側には少し大きめの机があります。木製のこの机は、とても古めかしくて重いです。多分50年以上使われているものだと思います。開けることのできない引き出しがあって、ひょっとしたら中にお宝があるのかも知れません。
 それから、この部屋の長辺の両側の壁には、沢山の肖像画や人物写真が飾ってあります。明治時代から最近までのさまざまな人物が部屋の中央を見下ろしています。大半は白黒写真で、最近のものだけはカラーになっています。それぞれの時代の服装を見るだけでも面白いのですが、中には怖い顔をした方もいて、ちょっと不気味です。
 ここまで説明すると、ここが何の部屋がお分かりですね。そうです校長室です。ここにある肖像画や人物写真は、本校が開校した明治時代の篤志家や歴代の校長先生たちです。きっと、本校の140年以上の歴史を感じさせてくれる数少ない部屋だと思います。
 開かずの引き出しの中に眠っているお宝を見てみたい方、怖い顔の肖像画や人物写真がいくつあるのか興味のある方、保護者の皆様も大歓迎です。遠慮なく遊びに来て下さい。 ただし、月曜日と水曜日の二日間だけですけど・・・、お待ちしています。

寄宿舎保護者向け冊子挨拶
「新しい生活様式」のすすめ

 新入生の皆さん、入舎おめでとうございます。在校生の皆さん、寄宿舎にお帰りなさい。
 今年度、本校の校長に着任しました茂呂雄二と申します。
 新型コロナウィルスの感染拡大の時期と、新年度の開始時期が重なって、かなりの長い期間学校を再開することができずに、生徒だけでなく保護者の皆様にもいろいろと不安や不便な思いをさせてしまいました。でも、ようやく6月となって、感染の沈静化とともに、学校をスタートすることができました。まずは皆さんが元気に寄宿舎で生活を送り、学校で教育を受けることが可能になったことに安堵しています。
 5月になってからのことですが、コロナウィルスの感染が再び拡大しないために、感染症対策専門家会議が「新しい生活様式」を提唱したことを皆さんはご存知でしょうか。
 「新しい」と言っても、特別なことを求められているわけではありません。これまでどおり、体温測定などの健康チェックを行う、人との間隔(ソーシャル・ディスタンス)を取る、対面での会話を避ける、常時マスクを着用する、手洗いを丁寧に行う、体調不良時は無理せずに自宅で療養などのことは、基本的な感染対策として推奨されます。これに加えて、買物は通販を利用する、混まない時間で交通機関を利用する、多人数での会食は避けてデリバリーなどを利用する、狭い場所に長居をしない、歌や応援は十分な距離かオンラインで行う、行動の記録をきちんと取るなどの生活スタイルをすすめられています。
 ちょっと面倒くさく感じることもありますが、こうしたスタイルで生活することは決して難しいものではありません。「自分や自分が大切に思う人、自分の知らないところにいる誰かや、その誰かが大切に思う人」の命を守るためだと思ったら、こうした行動を習慣化することは大切なことだと考えます。もうしばらくは、舎生の皆さん一緒に頑張りましょう。
 私は、普段は筑波大学の副学長と附属学校教育局の教育長という役職も兼務している関係で、学校に勤務することがあまりできないことを心苦しく思っています。コロナ禍の中で保護者の皆様には、体調不良時の舎生の引き取りや自宅での自粛生活などをお願いする事態が生じることがあると思いますが、今後ともご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2020/7/16