筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

 このページでは筑波大学附属視覚特別支援学校長より、このWebをご覧になった方へご挨拶申し上げます。


校長室から

創立150周年の年のはじまりに ― 歴史の中にいる私たち ―
 新年度が始まりました。
 校内には、新しい出会いとともに、どこか引き締まった空気が流れています。幼児児童生徒たちの新たな一歩に寄り添いながら、私たち教職員もまた、新しい一年をスタートさせました。
 さて、本年度、本校は創立150周年という大きな節目の年を迎えます。150年という年月は、一つの学校の歴史としては決して短いものではありません。その間、本校の教育は、多くの方々の思いと努力によって支えられ、受け継がれてきました。このような節目の年にあたり、改めて感じるのは、私たち自身もまた、この長い歴史の中に位置付いている存在であるということです。
 日々の授業や幼児児童生徒たちとの関わりは、一見すると目の前のことに追われがちですが、その一つ一つが、本校の歴史の一部として積み重なっていきます。今、私たちが行っている教育活動は、やがて次の時代へとつながっていくものでもあります。
 今年予定されている150周年記念式典は、単なる行事ではなく、これまでの歩みを振り返るとともに、これからの本校の在り方を考える大切な機会となります。本校の起源は12月にありますが、年末の時期を避け、幼児児童生徒たちや関係する皆様とともに節目を分かち合うことができるよう、11月に式典を実施する予定です。
 この一年は、さまざまな機会を通して、本校の歴史や教育の積み重ねに目を向けていきたいと考えています。それは過去を振り返るためだけではなく、今、目の前にいる幼児児童生徒たちにとって、よりよい教育とは何かを問い続けるためでもあります。
 幼児児童生徒たち一人一人が安心して学び、自分らしく成長していくことができる学校であるために、私たちに何ができるのか。
 150年の歴史に思いを馳せながら、その問いに向き合う一年にしていきたいと思います。


令和8年4月20日 筑波大学附属視覚特別支援学校 校長 森田 浩司

校長室から バックナンバー

 以前の校長室からはこちらからご覧いただけます。

2025年度 2025年 4月4日「着任の挨拶・学校教育の方向性について・学校としての決意」
2025年 4月18日「新しい生活のスタートで学んだ “生きる力” 〜地域とともに、生徒たちとともに〜」
2025年 5月7日「地域に支えられて~放課後等デイサービス事業所との連携~」
2025年 5月23日「理学療法科の授業に協力して:社会に生きる力を育む実践の場」
2025年 6月2日「地元・大阪で輝いたその一蹴——ブラインドサッカー国際大会 優勝の報告」
2025年 6月23日「沖縄慰霊の日に寄せて ~平和を考える給食時間~」
2025年 7月7日「理学療法士国家試験における合理的配慮について ~視覚障害のある受験生のために~」
2025年 7月25日「足元の自然に耳をすませて~飯盛山登山に代わる自然観察から~」
2025年 8月5日「自立へつながるキャンパス体験~「支援を受ける側」から「支援を活かす側」へ~」
2025年 8月21日「視覚障害教育への熱きまなざし ~ それぞれの夏季研修の始まり ~」
2025年 9月2日「「準備は裏切らない!」——全国大会 優勝、そして次の挑戦へ!」
2025年 9月25日「音楽に込めた想い ―音楽科3年生の挑戦」
2025年 10月7日「未来の教師たちとともに ~自立活動の重みを伝えて~」
2025年 10月29日「あふれる二人羽織 ~視覚障害教育の基本~」
2025年 11月4日「からだを診る、こころにふれる ―ALSの方々との出会いから学ぶ―」
2025年 11月27日「「ちいさな力、大きながんばり!」みんなのうんどうかい」
2025年 12月9日「31人の世界が並んだ日 ~ 一日だけの作品展 ~」
2025年 12月22日「未来の理療師~養成施設との連携が拓く理療教育~」
2026年 1月7日「新年にあたってのご挨拶 ―150周年の節目の年―」
2026年 1月30日「挑戦の先に広がる学び ― トビタテ!留学JAPANを通して―」
2026年 2月12日「学校を支える温かなまなざし- 触感に込められた思いやり」
2026年 2月27日「視覚障害教育の現在地― 全国からの120名とともに考えた、授業と協議のかたち ―」
2026年 3月17日「音で感じる、料理の時間―寄宿舎「サウンドフルクッキング」の取組―」
2026年 3月25日「新たな門出 ― 魂のこもった卒業演奏とともに ―」
2026年度
2026年 4月1日「学校教育の方向性、創立150周年を迎えて、学校としての決意」

2026/4/20