筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

大胡田 誠さん 図書の紹介

 河合さんの次にご紹介するのは、苦学の末に司法試験に合格し、障がいのある方の人権問題についても精力的に取り組まれている大胡田さんです。

 1977年6月 静岡県生まれ。
 本校には中学部・高等部に在籍。現在、おおごだ法律事務所代表弁護士。

 著書(仕事関係の著書は除く)
 『全盲の僕が弁護士になった理由~あきらめない心の鍛え方』
  日経BP社2012.3 点・音

 『決断。 全盲のふたりが、家族をつくるとき』
  中央公論新社2017.11 夫人の大石亜矢子氏との共著 点・音

 『コロナ危機を生き抜くための心のワクチン - 全盲弁護士の智恵と言葉』
  ワニブックス2020.6 点・音(2020年6月現在着手)


 書籍紹介:
 『全盲の僕が弁護士になった理由~あきらめない心の鍛え方』
 本書は、大胡田誠氏の生い立ちから弁護士をめざすきっかけ、司法試験に受かるまでの悪戦苦闘、加えて弁護士としての仕事術が描かれている。「見えないからやめておこう」ではなく、「見えないならどうやったらできるだろう」という考え方で歩んできた氏の自伝。

 『決断。 全盲のふたりが、家族をつくるとき』
 夫人の大石亜矢子氏(本校中学部・高等部卒業生)との共著。本書は、時系列に沿って節を2人で交互に執筆する形で進められていく。それぞれの生い立ち、出会い、結婚、子育てと現在に至るまでのそれぞれの「決断」を丁寧にたどった2人の歩みの書。

2020/6/10