視覚障害算数・数学教育研究会へのお誘い
平成19年11月に発足した「視覚障害算数・数学教育研究会」の第18回研究会を以下の日程で行います。本会の趣旨に賛同される方はぜひご参加ください。
日 程: 令和7年11月8日(土) 10時30分から16時00分
場 所: 広島県立広島中央特別支援学校
(〒732-0009 広島市東区戸坂千足二丁目1番4号)
テ ー マ: そろばん指導と暗算(文字式などの計算も含めて)
内 容: 点字を使用する児童は、筆算に代わる計算の手段として珠算が指導されており、珠算の学習を通して暗算の力もつけることを目指しています。暗算については、珠算のイメージを基にした方法や、数の特徴などを活かした方法など、複数の方法が存在します。本研究会では、計算の手段としての珠算の指導について、どこまでの技術を指導するかなど考えつつ、どのような暗算の方法があるのか、また、どのような方法が適しているのかなどについて協議をしたいと考えています。
また、視覚に障害がある状態で数学の計算を行う場合、一度に全体を把握することが難しいため、一つ一つの計算を積み重ねて計算全体を構成することになります。行った計算の流れを把握することで全体を把握するため、一連の流れを短期的に記憶して、振り返る手続きが重要になります。このことにより、数学では文字式の処理も暗算で行う部分が増えることが予想されますので、数学における暗算の方法や必要性についても話し合いができればと考えています。
申込締切り: 令和7年10月24日(金)
申 込 先: 次の申し込みフォームからお願いいたします。
https://forms.gle/1abtLKhdcx2ipHzc8
問い合わせ先: 〒112-0015 東京都文京区目白台3-27-6
筑波大学附属視覚特別支援学校 (担当:内田智也)
電話:03-3943-5423 Email:uchida@nsfb.tsukuba.ac.jp
代表 高村明良(入試点訳事業部)
1.目的
本研究会は、点字教科書に関する勉強会などこれまでの活動を引き継ぎ、さらに、盲学校等での算数・数学の指導に関する疑問や実践などの情報交換を行うことで、視覚障害教育における算数・数学指導の質の向上を図ることを目的とします。
2.活動内容
・ 算数・数学の点字教科書や拡大教科書に関する勉強会
・ 盲学校等における算数・数学の授業や指導の実践に関する情報交換および勉強会
・ その他
3.活動頻度
年1回程度行います。
4.会員
視覚障害教育の算数・数学の分野に興味・関心のある人
5.本件連絡先
〒112-0015 東京都文京区目白台3-27-6
筑波大学附属視覚特別支援学校 (担当:内田智也)
電話:03-3943-5423 FAX:03-3943-5410 Email:uchida@nsfb.tsukuba.ac.jp

