2024年度 第45回定期演奏会 実施報告
今年で第45回目を迎える音楽科の定期演奏会が、10月3日に無事終了いたしました。この定期演奏会は、音楽科の生徒たちが企画・制作から演奏、アナウンス、準備、片付けまでを行う、年に一度の一大イベントです。今年は文京シビックホール小ホールにて開催されました。生徒たちは、演奏会の作り方や支えてくださる多くの方々への感謝、そして演奏会におけるマナーなど、多くのことを学ぶ貴重な機会となっています。
今年のプログラムはピアノソロ、連弾、三絃、そして和太鼓が披露されました。
第1部では、古典のモーツァルトから近現代のガーシュウィンまで、生徒による幅広い時代のピアノ曲をお送りしました。また、本校卒業生で生田流箏曲家の澤村祐司さんをお招きし、三絃曲〈たにし〉を披露していただきました。澤村さんの抒情的な三絃の音色と張りのある声に乗せて織りなされるカラスとたにしのユーモラスな物語に、思わず引き込まれました。
第2部では、本校卒業生で現在プロの和太鼓奏者である片岡亮太先生の指導・共演のもと、生徒たちによる和太鼓アンサンブルが演奏されました。この和太鼓アンサンブルは、音楽科の伝統として続いており、今年は黛敏郎作曲の《沼津太鼓》より〈Ⅰ.富士〉と〈Ⅳ.祭〉を披露しました。沼津の風景を和太鼓の腹に響く音で表現した演奏は、途中から観客の手拍子も加わり、まさに大団円となりました。当日の詳細なプログラムは、本校総合音楽専攻の生徒が学習の一環として作成した楽曲解説文とともに音楽科のHPに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
![]() |
![]() |
画像をクリックすると動画が再生されます。 |
![]() |
音楽科トップへ | トップへ