(1)ノート
弱視児の使用する文字の大きさに合わせて、マス目の大きさや罫線の幅、線の色や太さが工夫されているノートがあります。自分に合った見やすいノートを選ぶとよいです。
社会福祉法人 東京光の家が製作している「ビジュアルイーズノート」には、A4版、B5版、レポートパッド、ルーズリーフ、ブラック、マス目(50㎜、22㎜、18㎜)などがあります。日本点字図書館わくわく用具ショップでも取り扱っているので、是非参考にしてください。
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弱視用ノート(横罫線) | 弱視用ノート(マス) |
(2)鉛筆・ペン
薄い文字は見えにくいのでB以上の濃い鉛筆を使用し、自分で書いた文字が確認できるようにします。
一般的なボールペンの線は細くて見えにくいので、太字のボールペンやサインペンなどを使用するとよいです。
(3)定規
【触読用ものさし(30cm) 日本点字図書館わくわく用具ショップ】
青地に白い目盛りと数字が書いてあり、見やすく工夫されています。弱視・全盲が共用できます。定規の端を0cmとして余白がないため、具体物の長さなどを測定する際に、その具体物と定規を合わせやすいように工夫がされています。
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【2378定規シール 欧文印刷株式会社】
定規の付いたシール5色セットの中に黒字に白字で目盛りがついている製品があります。2・3・7・8 の目盛り数字からミリを読みとるので、一般的な定規のように、目盛り線を数える必要がありません。
2378定規シール リンク先
(4)消しゴム
消しゴムのカスが残っていると、それを文字の一部と見間違えてしまうことがあるので、消しカスがまとまりやすいものがよいです。また、白いノートに対して黒い消しゴムで消す方が見やすいという場合もあります。消すことがストレスとならないよう、消しやすいものを使用するとよいです。