筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

「拡大教科書の作成方法」 英語

【フォント】

 英語の拡大教科書で使用する字体は、縦線と横線が同じ太さで表されているゴシック体が適切と考えます。横線が細い字体の場合、「b」と「h」や「c」と「e」を読み間違えることがあります。  また、「a」については、「o」とはっきり区別できるような字体を使うことが必要です。同じく、大文字の「I」も小文字の「l」と区別できるような字体を選定することが必要です。 ※ 米国では、ロービジョンのために以下のフォントを推奨しています。下記のURLよりご参照下さい。 http://www.aph.org/products/aphont.html

【新出語句のレイアウト】

 検定教科書の場合、新出語句は、ページの下方部に本文より小さな文字で表記されていることが多いのですが、これは弱視児にとって読みづらいものです。本文と同様に本人が可読できる文字の大きさで表記する必要があります。また、学習の順序を考慮すると、本文の前に見やすくレイアウトすることが望まれます。

2008/02/27