150周年特設ページ
筑波大学附属視覚特別支援学校は、令和8(2026)年に創立150周年を迎えました。
本校の歴史は、明治9(1876)年に皇室より御下賜金三千円を賜り、日本の視覚障害教育の礎が築かれたことに始まります。以来、本校は日本点字発祥の地として、また視覚障害教育の中核的な役割を担う学校として、多くの幼児児童生徒の学びを支え、社会で活躍する卒業生を送り出してきました。
この150年の間には、多くの先人たちの努力と挑戦が積み重ねられてきました。その歩みは、本校だけでなく、日本の視覚障害教育にも大きな影響を与えてきました。
そして今、本校はこれまでの伝統を大切にしながら、ICTやAIを活用した教育、国際交流、多様性を尊重する教育など、新しい時代にふさわしい学びの創造に向かっています。
この特設ページでは、創立150周年を記念した各部科の活動や記念事業を紹介します。
これまで本校を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げるとともに、次の50年を見据え、視覚障害児者の未来を拓く学校として歩み続けてまいります。
150周年に関する取り組み
専攻科歴史懇談会を終えて
5月15日に専攻科の旧職員である矢野忠先生、福光英彦先生をお招きして「専攻科歴史懇談会」を行いました。懇談会には専攻科の教員、生徒が全員参加しました。
この企画は、鍼灸手技療法科、理学療法科の歩んできた歴史を知ることで、あらためて専攻科の持つ視覚障害者の職業教育としての役割や、重要性を認識すること、そして一人一人が、将来の自分の目標を見出すことを狙いとしました。
矢野先生のご講演では、鍼灸手技療法科の発足当時のご苦労や、困難を乗り越えてこられた経緯を知ることができました。また、あはき師として、人に触れることの大切さを科学的な根拠や研究成果に基づき、丁寧にお話をしていただきました。福光先生のご講演では、ご自身が視覚障害者として理学療法を目指された経緯のお話や、理学療法士としての経験や、本校教員として勤務されていた当時、生徒を臨床現場に送り出す際の苦労話など、熱く想いを語っていただきました。両先生のご健在ぶりは、我々現職の教員としてとてもうれしく感じました。講演後には、生徒からも積極的に質問が出されるなど、限られた時間ではありましたが、教員も生徒も有意義な時間を過ごすことができました。矢野先生、福光先生有難うございました。
![]() |
![]() |
(2026年5月15日)



