筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

沿革

 本校は、1876年(明治9年)に楽善会訓盲院として創立され、その後、東京盲学校、東京教育大学附属盲学校などを経て、1978年(昭和53年)に筑波大学附属盲学校と改称し現在に至っています。2007年(平成19年)4月からは正式名称が筑波大学附属視覚特別支援学校となりましたが、これまで通り筑波大学附属盲学校という学校名も通称としてそのままお使いになることができます。
 本校における鍼灸手技療法教育は1881年(明治14年)に技芸科の中に鍼治按摩科が設置されてはじまりました。修業年限は中等部四年課程でした。1926年(大正15年)には日本ではじめて校内に臨床実習室を設けて外来臨床を開始しました。1947年(昭和22年)に学校教育法が公布されると、高等部本科3年とその上の専攻科2年の5年課程が設けられ、これまでの中等部レベルから高等学校レベルで行われるようになりました。1959年(昭和34年)には専攻科における3年課程である高等部専攻科理療科第二部が新設され、その学科名は1974年(昭和49年)には専攻科理療科へ、2002年(平成14年)には鍼灸手技療法科へと改称されて現在に至っています。
 この間約140年、日本唯一の国立盲学校の理療科として、国内外の視覚障害にかかわる教育、福祉など幅広い分野に、指導的立場に立つ有能な人材を数多く送り出してきています。




2024/3/11