筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

専攻科 よくある質問

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理学療法科|鍼灸手技療法科

理学療法科

Q1.クラスの定員は何名ですか?
A1.各学年1クラスで、クラス定員は8名となります。

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Q2.1日の授業時間はどうなっていますか?
A2.授業開始は8時40分(8時30分からホームルーム)で、授業の終了は17時05分になります。最大で1日8コマの授業が行われます。1コマの授業が50分で、各コマ10分の休憩時間があります。また、お昼は1時間の休憩があります。

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Q3.在学生の年齢層はどのような状況ですか?
A3.高校を卒業してからすぐに進学される方や、社会人の方が入学される場合もありますので、18歳から50歳代まで幅広い年齢層の生徒さんが在籍しています。

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Q4.3年間でどのような内容の勉強をしますか?
A4.大きく分けて心身に関する基礎分野、疾患、治療に関する専門基礎分野、専門分野を3年間かけて111単位学びます。専門基礎分野の解剖学は、筑波大学医学系での実習も行います。その他の教科でも、校外施設の見学や体験を取り入れながら、リハビリテーションを効果的に学びます。また、各学年では臨床施設で行う臨床実習を3年間で21単位行います。詳細は理学療法科のページをご参照ください。
理学療法科のカリキュラム

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Q5.どのような施設で実習を行うことができますか?
A5.リハビリテーション医療に先駆的に取り組んでいる施設と連携して、臨床実習を行っています。施設の指導者は卒業生や、長年本校の指導をお願いしている理学療法士が中心で、視覚障害に対する理解や協力をいただいています。

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Q6.視覚障害のサポートはどのようなものがありますか?
A6.視覚障害については、見え方によって個別に対応させていただきます。必要に応じて拡大読書器の貸与や資料の文字拡大、一部、教科書のデータ資料の貸与も行っています。実技指導もクラスが少人数制であり、個別に丁寧に指導いたします。また、本校の自立活動教諭による歩行指導や音声パソコン等の指導も可能です。

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Q7.授業料はどのくらいかかりますか?
A7.授業料は年額4,800円です。その他には実習等必要経費として年額約80,000円が必要となります。その他、施設見学等の交通費、参考書購入費等が必要となります。尚、本校では就学奨励費制度があり、教科書代や通学費、寄宿舎利用費等の補助が規定でもうけられています。

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Q8.教員は何名在籍していますか?
A8.常勤の教員が6名在籍しています。専門分野の授業は、医師、臨床心理士、社会福祉士などの非常勤講師から指導をうけることができます。

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Q9.寄宿舎の利用は可能ですか?
A9.学校敷地内に寄宿舎が併設されていて、中学生から専攻科生までが入舎しています。寄宿舎の入舎には別途入舎審査があります。詳細はHPの寄宿舎をご参照ください。

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Q10.卒業後にどのような施設で働けますか?
A10.多くの卒業生は、病院や高齢者施設を中心に就職しています。理学療法士のニーズは年々広がってきていますので、クリニックや訪問リハビリテーションなどの仕事を希望する方も増えています。

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鍼灸手技療法科

Q1.クラスの定員は何名ですか?
A1.1学年16名です。この中に外国人就学生を2名含みます。

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Q2.在学生の年齢層はどのようになっていますか。
A2.年度によって差がありますが、18歳から50歳代まで様々です。全国の盲学校の中では比較的若い年齢層で構成されています。

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Q3.外国人就学生はどんな国からの人ですか。
A3.主に東アジア、東南アジア、西アフリカ地域の諸国からです。

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Q4.1日の授業の時程はどうなっていますか。
A4.授業は一日1~6時間目を基本とし、日によって7時間目まであります。1時間毎の授業は50分間で、授業間に10分間の休憩が入ります。午前は朝のホームルームが8時30分に始まり、1~4時間目は8時40分~12時30分、午後は5~6時間目が13時30分~15時20分です。7時間目がある日は16時20分までとなります。

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Q5.3年間での授業の科目・内容はどのようなものですか。
A5.講義科目としては、解剖学・生理学などの基礎的科目、東洋医学に関する科目、内科や整形外科等一般的な西洋医学の科目、臨床に関わる科目があります。実習の科目としては、1年生から2年生前期までは基礎的な実習、2年生後期からは外来の患者さんに対して臨床実習を行います。詳細は教育課程(カリキュラム)をご参照ください。

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Q6.校外での実習は何かありますか。
A6.筑波大学本学での解剖実習、病院・治療院・企業内ヘルスキーパールームでの施設実習、リハビリテーション施設見学等があります。

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Q7.必要な経費にはどのようなものがありますか。
A7. 授業料は半年2400円、年間4800円です。
 入学時に実習に関する費用として、白衣・鍼の道具の購入、B型肝炎ワクチン接種費用等、7万円程度を集めさせていただいています。
 3年次に行われる研修旅行の費用(6万円程度)、国家資格受験料(5万円程度)の積み立てとして、毎月5000円程度をクラス費として集めています。
 その他、1年次の鍼実技練習に必要な鍼代、校外実習に必要な交通費等の費用がかかります。

Q8.国家試験はどのような形で行われますか。
A8.例年、3年次2月末の土曜日にあん摩マッサージ指圧師国家試験、日曜日にはり師、きゅう灸師国家試験が行われています。四者択一問題で、あん摩マッサージ指圧師試験は160問、鍼師・灸師試験は180問です。

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Q9.卒業後の進路先にはどのようなところがありますか。
A9.以下のような進路先があります。
①筑波大学理療科教員養成施設進学:視覚特別支援学校(盲学校)であん摩・鍼・灸を教える教員の免許を取得するための2年課程の施設
②治療院就職:あん摩マッサージ指圧、鍼、灸の施術所に就職
③治療院開業:開業権を生かして、あん摩マッサージ指圧、鍼、灸の施術所を開設
④ヘルスキーパー(企業内マッサージ師、はり師、きゅう師)就職:主に大企業の社員に対する健康維持・管理のための施術師としての就職
⑤その他:病院・介護施設等の就職

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Q10.附属視覚特別支援学校鍼灸手技療法科の特色は何ですか。
A10.
①充実した実技実習
 あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうに関する豊富な実技実習の時間を設けています。また、そのほかにも、診察に必要な技術と態度を習得するための実習の時間を数多く確保しています。
②多様な特別授業
 筑波大学解剖学教室で行う宿泊を伴う解剖実習や、2週間に渡る校外施設実習は他に類を見ない充実した内容で、大変好評です。また、様々な分野の専門家を講師に招く特別講義を年間5~6回開催しており、トップレベルの知識や技術を直接学ぶことができます。
③見えにくさを補うための選択科目の設定
 目が見えない、または、見えにくいことで日常生活や学習に不便さを感じている方は、自立活動専任教員による、点字、歩行、ADL、その他の必要な指導を行うための授業を選択することができます。
④進路先に応じた教育方針とクラス編成
 本校では就職希望はもちろんのこと、筑波大学理療科教員養成施設および鍼灸関係大学等への進学希望にも対応した教育を行っています。3年次に生徒は進学クラスと就職クラスに分かれ、各々の進路に応じた内容を学べます。
⑤外国人就学生との文化交流
 入学定員に外国人枠を設けているため、外国人就学生が多数在籍しており、日々の学びの中で国際的な交流も同時に行われています。

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Q11.寄宿舎は利用できますか。
A11.中学生から専攻科生まで多くの生徒が入舎しています。本校では大型連休や長期休業期間以外は基本的に週末も開舎しています。詳しくは本校寄宿舎のホームページをご覧ください。

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2024/03/11