音楽科行事


定期演奏会


 昭和55(1980)年、自主的な演奏会を行いたいという、音楽科の生徒の要望を実現する形で開催されたのが最初です。以来、毎年、芸術の香り深まる秋に1回、1年の成果を発表しています。

 第1回の会場には本校体育館が使用されましたが、その後は、日仏会館、南大塚ホール、文京シビックホールなどを使用しています。生徒は、本格的な環境のもとで、コンサートに向けての企画・運営を経験し、張り合いを持って日常の練習に取り組んでいます。

 平成13年度(第22回)定期演奏会は、10月12日(金) 北区滝野川会館大ホールで開催します。


公開講座

 視覚に障害を持つ音楽家にとって点字楽譜は必要不可欠なものです。しかし現実には、点訳されている楽譜がまだまだ不足している状況にあります。

 音楽科では、社会一般の人々に視覚障害者に対する理解を深めてもらう機会を設けるため、公開講座を開催してきました。以前には、有名なアーティストを招いてのレクチャーコンサート等、バラエティーに富んだ企画も行ってきましたが、近年はテーマを点字楽譜に絞り、筑波大学主催の社会人対象の教養講座として取り組んでいます。

 平成10年度は、点字楽譜制作ボランティアの会から代表者を招き、点字のしくみや、日常の活動での苦労話などの話をしていただきました。また、平成11、12年度は、音楽科の教員がマンツーマンで対応して、パソコン上で点字楽譜を作成する実技指導を行いました。

 平成13年度は、6月22日に「点字楽譜の基礎と実践」というテーマで、開講しました。


筑波大学附属盲学校
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Last update: 2001/10/10