筑波大学附属視覚特別支援学校のWEB

自分に必要な配慮を考える時間


   高等部を卒業すると、大学での生活や学習、社会人としての生活や就労などの様々な場面で、周囲に配慮や支援を依頼していく必要が出てきます。法律の制定などにより、合理的配慮を考える社会になってきているとはいえ、必要な配慮などは個々で異なりますし、自分の障害の状況や希望する配慮内容を説明する必要のある場面は多くあります。
 その第一歩となるのが、大学を受験する際に、受験時や入学後に依頼したい配慮や支援を大学に申請し、大学の教職員の方々と行う面談です。
 高等部普通科では、この申請や面談に向け、各生徒が必要な配慮や支援について、一人一人と面談を重ね、生徒自身が関係者に伝えられるように整理していきます。そして、卒業後には、自分の学習や生活のために必要な配慮を適切に伝えられることを期待しています。