高等部普通科卒業後の進路状況
高等部普通科に入学する生徒の多くは、「大学に進学したい」という目標を抱いています。以前は、視覚障害のある学生が大学に進学するにあたり、非常に難しい問題があり、受験ができないこともありました。
近年は、障害者差別解消法や読書バリアフリー法など、障害のある人たちが学ぶ機会を保障する法律も整備され、各大学でもさまざまな配慮や支援を受けられるようになってきました。そのような中、高等部普通科卒業生もさまざまな大学・学部・学科に進学しています。
大学進学を目標としている生徒が多いことから、卒業後の進路としては大学の割合が圧倒的に多いですが、鍼灸手技療法科や理学療法科などの盲学校専攻科に進学し、国家資格を取得して就職につなげている生徒もいます。高等部普通科から高等部専攻科鍼灸手技療法科に進学する際には、3名の内部推薦の枠もあります。
近年5年間の卒業生の進路状況は以下の通りです。(単位:人)
卒業生 | 大学 | 専攻科 | その他 (次年度受験他) |
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合計 | 点字 | 墨字 | 点字 | 墨字 | 点字 | 墨字 | 点字 | 墨字 |
75 | 35 | 40 | 26 | 34 | 4 | 3 | 5 | 3 |
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