第19回視覚障害教育研究協議会 開催のお知らせ
新型コロナウイルス感染の収束も見通せないところではありますが、下記の通り第19回視覚障害教育研究協議会をオンラインにより開催いたします。
本研究協議会は、視覚障害教育に関する今日的な課題を中心に、その教育に携わる諸先生方・指導員の方々とともに研究・協議することを目的としています。会の趣旨について御理解いただき、多くの関係教職員の方々にご参加いただきますようお願いいたします。
- 日時 令和5年2月18日(土) 10時00分~16時30分
- 開催方法 オンライン(Zoomによる)
- プログラム
9:30~10:00 基調講演へのミーティングルーム入室・接続テスト
10:00~10:15 開会行事
10:15~11:45 基調講演
「視覚障害教育発!『触文化論』の未来 ―僕はどうやって『萌える盲魂』を獲得したのか―」
国立民族学博物館 広瀬 浩二郎 氏
(昼 食 ・ 休 憩)
13:15~13:30 テーマ別研究協議会へのミーティングルーム入室・接続テスト
13:30~16:30 テーマ別研究協議会
16:30 日程終了(テーマ別研究協議会ごと)
- テーマ別研究協議会一覧
<テーマ1> 【GIGAスクール委員会(全校)】
「本校のGIGAスクール構想の実現に向けた取組」
前半では、GIGAスクールにおける学部間の連続性を意識した指導の取組について報告します。後半では、ブレイルメモ上での辞書の活用や弱視者の画面共有の見やすさ等について、参加者の皆さんと意見交換をしたいと考えています。
<テーマ2> 【幼稚部】
「本校における早期教育相談の実践報告及び今後の取組について」
本校の早期教育相談について、コロナ禍以前の取組にオンライン等も取り入れた現在の実践を報告します。また、参加各校からも取組の状況について情報を提供いただきながら協議を行い、本校・各校それぞれの強みを生かした、早期教育相談における今後の連携の在り方について可能性を探ります。
<テーマ3> 【小学部(重複障害教育)】
「障害の重複化、多様化に対応した指導の在り方 ~視覚障害を伴う重複障害教育において大切にすべきことを考える~」
本分科会では、本校特別学級の研究報告及び3本の実践報告(①盲ろう児童が在籍する学級の授業実践、②点字導入の授業実践、③弱視難聴児童への墨字導入の授業実践)を行います。参加者ならびに本校校長 星祐子を交えた協議及び情報共有を通して、視覚障害を伴う重複障害教育において大切にすべきことを考えていきます。
<テーマ4> 【音楽科】
「小学部、中学部での楽譜指導 ~創作に向けて~」
音楽の授業で、楽譜を理解し、作曲者のメッセージを再現する喜びを伝えたいと思います。本校小学部から中学部までの段階を追った楽譜指導について、その実践報告をもとに、協議を行います。またコロナ禍における音楽の指導について、参加者のみなさんと情報共有もあわせて行います。
<テーマ5> 【寄宿舎】
「聴覚特別支援学校寄宿舎とのオンライン交流会を通して ~コロナ禍における新たな行事の形を探る~ 」
本校と附属聴覚特別支援学校(千葉県)は、同じ筑波大学附属学校の中にありますが、今まで交流の機会がありませんでした。コロナ禍の中でこの2校が交流することに至るまでの経緯と、交流によってお互いの障害に配慮しあえる関係ができるまでの3年間について報告します。
- 参加費 無料
- 申し込み方法
(1)本研究協議会は事前の申し込みが必要です。下記の申し込みフォームにて手続きをお願いいたします。
(2)当日のZoom接続情報などは、申し込み時に入力されたメールアドレスに2月上旬に送付します。
- 締め切り
1月25日(水)17:00をもって申し込みの受付を終了させていただきました。
多数の申し込みをいただきありがとうございました。
- その他
最新の情報は、本校のWeb(ホームページ)で御案内いたしますので、必ず事前に御確認いただけますようお願いいたします。