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1 目的別の支援
慣れない場所など歩行に不安があるときは、福祉サービスを活用した介助歩行で安全を確保することが必要です。外出目的や行き先、移動にかかる時間、本人の状況などにより福祉サービスが利用できます。空港やターミナル駅までの送迎、通院、買い物、遊園地での余暇活動などで利用例があります。サービスを利用したい具体的場面を整理して相談すると、手続きがスムーズです。
サービス量(時間数)の基準は、自治体ごとに異なることがあり、ボランティアの活用を検討することもあります。18歳以上と18歳未満では制度内容が異なります。
2 早めの準備
始めてのサービス利用までには、①住民登録のある自治体への申請、②自治体による調査と受給者証交付、③事業者との契約、④利用の予約といった段階があり時間がかかります。まずは利用予約しやすいように、早めに申請手続きの相談をすることがお勧めです。
利用には所得に応じた利用者負担(18歳未満は世帯収入で決定)が必要なため、利用にかかる費用を自治体に予め確認すると安心です。
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