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電車やバスなどを利用する際には、一番先に目的地の情報を把握することが必要となります。最寄り駅やビル名、目印になるものを、事前に駅や営業所、電話やインターネットなどで、調べるよう指導し、本人が頭の中でどういった方法で目的地に行くことができるかということをイメージできるようにすることが大切です。
早く降りすぎたり、乗り過ごしたりすることを考え、目的地の前後の停留所・駅名なども知っておくと便利です。さらに、ホームの形状(島式か相対式か)、階段の向き(上がるか下がるか)、どのあたりに乗ればよいか、どの種別の電車(急行・快速・各駅など)があるのかも安全な移動にとっては大切な情報源になります。また、改札口や出口の数や正式名称もきちんと押さえることを勧めます。さらに、だいたいの所要時間、料金などもわかっていると単独移動には参考になります。
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