令和7年12月1日 筑波大学附属視覚特別支援学校  ぐっと気温が下がり冬の訪れを感じますね。手袋やマフラー、カイロなどの防寒具を上手に使い、体を冷やさないように気を付けましょう。  様々な感染症が流行しやすい季節です。引き続き手洗い、うがい、マスクの着用などの基本的な感染症対策を行いましょう。暖房を使用していると湿度が下がるので、加湿器等を使用することもおすすめです。寒いとは思いますが短い時間でいいので、空気を入れ替えるために換気も忘れずに行ってくださいね。もう少しで冬休みです。寒さに負けず元気に過ごしましょう! 感染症に気をつけよう  今年は、例年より早くインフルエンザの流行が始まり、現在も流行しています。体調不良を感じたら、無理をせず休養するようにしましょう。  また、マスクの着用や咳エチケットで周りの人に感染させないように気を付けましょう。 ウイルスはどこからくるの?  風邪などの原因になるウイルスは、みなさんの体の中に3つの方法で侵入してきます。 空気感染  窓を閉め切った部屋の空気中には、ウイルスがたくさん漂っています。その空気を吸い込むと体にウイルスが入ってきます。 飛沫感染  感染した人が咳などをしたとき、唾と一緒にウイルスが飛び散ります。それを他の人が吸い込むと体に入ってきます。 接触感染  ドアノブなどたくさんの人が触れる場所についていることが多いです。そこを触った手で口や鼻を触ると体に入ってきます。   ウイルスを寄せ付けないためには、換気と手洗い・うがいが大切。こまめに行ってウイルスを追い払いましょう。 カイロの使い方に注意 使うとポカポカ暖かくなるカイロ。寒い冬の大きな味方ですが、やけどをする危険もあります。使い方は必ず守りましょう。 ×貼ったまま寝ない ×肌に直接貼らない ×熱くなったら体から離す のどのイガイガ、肌のカサカサ 犯人は暖房?  寒いと暖房を使う時間が長くなります。暖かくて過ごしやすい一方で、咳や肌のかさつきが出ていませんか。犯人は暖房かもしれません。  暖房を使うと室内の湿度が下がり、乾燥してのどや肌も乾きやすくなります。風邪などのウイルスが広がりやすい環境でもあります。 乾燥から守る3つの技 @加湿する  例えばぬれタオルをかけるだけでOK A水分をとる  温かいお茶や水を少しずつとりましょう Bスキンケアをする  化粧水や保湿クリームを使う 「寒さ対策」と「乾燥対策」をセットで考えることが、冬を元気に過ごすコツです。 冬こそ日光を浴びよう!  私たちが「安心する」「楽しい」と感じるとき、幸せホルモンのセロトニンが働いています。このセロトニンは、睡眠のリズムを整えるメラトニンのもとになる、とても大切なものです。 冬は幸せホルモンが減る!?  冬になると気分が沈みがちになったり、眠りすぎたりしてしまうことがありませんか?セロトニンは日光を浴びると分泌が促されるので、日照時間が短くなる冬は十分に分泌されず、 睡眠や感情のコントロールが上手くいかなくなることがあるのです。 冬も幸せホルモンを出すコツ  1日30分を目安に日光を意識的に浴びるようにしましょう。メラトニンが分泌されるまでは14〜16時間ほどかかるので、睡眠の質を上げるためには午前中に浴びるのがおすすめです。 (担当)養護教諭 小菅 貴子・御代 聡美