ほけんだより  令和5年6月1日 筑波大学附属視覚特別支援学校 保健室 雨上がりに空を見上げた時、美しい虹がかかっていると晴れやかな気持ちになりますね。日本では虹は7色といわれますが、海外では4色や6色とさまざまです。同じものを見ても、国や文  化、人によって見え方が違うのです。あなただけの「虹の色」を見つけてみるのもよいですね。 6月の保健目標「歯を大切にしよう」 6月4日〜10日は、「歯の衛生週間」です。歯みがきや食事など普段の生活を振り返り、虫歯にならないように気を付けましょう。5月の歯科検診でむし歯があった人、歯が痛いと感じ ている人は、早めに受診し治療をしましょう。  クイズ むし歯や歯周病が最も進行するのはいつでしょう? @食後 ?昼間 B寝ているとき  答えはBです。日中は殺菌作用のあるだ液が、むし歯や歯周病の原因となる細菌の活動を抑えてくれています。ところが、寝ているときはだ液の分泌量が減るため、細菌が活動しやすい 状態になるのです。寝る前の歯みがきは長めにしっかりとするようにしましょう。 歯・口を守る!だ液のはたらき 食べたものの消化を助ける 食べカスを洗い流して清潔にする 食後に酸性になった口の中を中和する                                細菌から口の中の粘膜を守る だ液をしっかり出すためにも、よくかんで食べましょう。 歯垢(プラーク)って何? 「歯垢(プラーク)」は、歯にくっついた細菌のかたまり。歯垢にはいろいろな細菌がいて、むし歯の原因のミュータンス菌も含まれます。 ネバネバしていて、うがいだけでは取れないので、歯みがきで取りましょう。 放っておくと、こんなことになるかも…  ミュータンス菌が糖分をエサに歯に穴を開け、むし歯になる。  歯ぐきが腫れて歯周病になる。ひどくなると歯が抜けることも。  口呼吸はデメリットがいっぱい!  マスクをしている期間が長かったので、ついつい口呼吸になっていませんか?呼吸が出来れば、口でも鼻でもいいじゃん!と思うかもしれませんが、実は口呼吸にはこんなデメリットがあります。  @口の中が乾燥してだ液が減り、むし歯や歯周病になりやすくなる。また、口臭の原因にもなる。  ?口の周りの筋肉が弱くなり、歯並びに影響する。  Bウイルスなどが体に直接入り、風邪などの病気になりやすくなる。    意識して口を閉じるなど、「鼻呼吸」に切り替えていきましょう!!!      学校感染症の出席停止と登校許可証明書のお知らせについて  学校感染症に定められている『感染症』に罹患した場合、休養する期間が定められています。  この度、新型コロナウイルス感染症の扱いが『第2種』となりました。休養期間は『発症後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまで』となります。学校感染症に定められている感染症に罹患した後、登校する際は必ず『学校感染症の出席停止と登校許可証明書のお知らせ』に御記入のうえ、担任まで御提出ください。なお、ホームページからもダウンロード出来ますので、御活用ください。    暑くなってきました。  水筒を持ってきて、こまめな水分補給を心がけましょう!  (担当)養護教諭 小菅貴子・須沼三津子