令和5年2月1日  筑波大学附属視覚特別支援学校  毎日寒い日が続いていますね。暦の上では「節分」から「立春」と春をむかえる頃ですが、一般的には1月下旬から2月にかけて最も寒くなる時季とされています。 新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの対策のために、防寒対策と「手洗い・うがい」等の感染予防対策を、毎日続けましょう。    寒い冬を乗り切るための防寒対策! 寒い日はひと工夫すると冷えから体を守ることができます。しっかり防寒対策して寒い冬を乗り越えましょう! @ 下着を着る。→温度を保つ効果があります。 A 素材のちがう服を重ねて着る。→布の編み目の大きさがちがうので、空気を通しにくくなります。 B そでや首元がとじたものを着る。→外に空気をにがしません。 C 3つの首(首・手首・足首)を温める。→マフラーや手袋、レッグウォーマー等で温めると、体が温まりやすくなります。    かゆくてヒリヒリ、しもやけに注意! 手・足の指先、ときには鼻の先や耳たぶなどが赤くはれ、痒みや痛みが出る皮ふのトラブルの「しもやけ」。きびしい寒さでなりやすいイメージがありますが、実は冬 の初めごろ・終わりごろにも起こりやすいのです。しもやけ対策は予防が大切です。以下のようなことに気を付けてみてくださいね! @ 寒い中で手や足をぬれたままにしない。 A 冷えないようにくつ下や手袋を使う。 B きついくつ、ゆるいくつをさける。 C 好き嫌いをしない。(たんぱく質をとる。) 怒りを上手にコントロールしましょう! ●「怒り」ってどんな感情?  イライラして不快な気分になったり、怒りが爆発して人に当たってしまったり…なんて経験はありませんか? 怒りという感情は自分の体や心に大きなダメージを与 えるうえに、周りの人に とって もマイナスとなることが多いのです。しかし、怒りという感情が人間に備わっているということは、必要な感情であるということ。 イライラしたり、感情的になったりすることは、人間にとって自然なことであり、悪い感情ではありません。怒りは時に自分を守るための自己防衛反応となり、時に 向上心を高めるエネルギーになることもあります 。 ●「怒り」を受け入れてみよう  マイナスだと思われがちな怒りという感情も、上手にコントロールし、プラスに変えることができれば、マイナスな感情ではなくなります。すぐに怒ってしまうと いう人、「性格」を変えるのは難しいですが、「習慣」は努力で変えることができます。 怒りは我慢するのではなく、自分の感情・気持ちを受け止め、コントロール することが大切です。コントロールするスキルを学び 、怒りを静める習慣を身に付けることができれば、自分の心がハッピーに、そして周りの人とも上手にコミュニ ケーションが取れるようになります。    コントロールするスキルを身に付けよう! ・深呼吸を繰り返す→鼻から吸って、口から吐いてを繰り返します。 ・「気にしない」と自分に言い聞かせる→脳は意外と単純!?おまじないのように言い聞かせてみましょう。 ・数をかぞえる→6秒かぞえると「怒り」の感情は軽くなっていくと言われています。 ・その場からはなれる→環境を変えることで、気持ちを切り替えることができます。 (担当)養護教諭  小菅 貴子・大越 美穂